あすにゃんの やっぱり『ナルニア』!!!!

『ナルニア国物語』にまつわるあれこれです。

07 『ライオンと魔女』020☆☆☆ファンタジーのグルメあれこれ

というわけで、ビーバーさんのところでミシン仕事をしていた奥さんが、ミスター・ビーバーの獲ってきた淡水魚を料理して、みんなで食べることになるんですが、これがまた美味しそうなんですよね~。魚のフライはわたしも大好きです! C.S.ルイスも好きらしいです(著者も同感である、なんて茶々を入れてます。笑える)。

 


 異世界ファンタジーを読む上で楽しみなのは、グルメが描写されているシーンでしょう。上橋菜穂子の『守り人シリーズ』でも、よく中央アジアふうのグルメが描写されていて、ところどころ違和感はありますが、世界に浸ることが出来ます。


 このナルニアは、イギリス北部のイメージが背景にあるそうです。なので、料理もイギリス風。イギリスの家庭料理は美味しくないという説があるようですが、たとえそうでもこの描写は素晴らしい。お腹が減ってるときには読まない方がいいかも(笑)


 ライトノベルでの異世界ファンタジーグルメは、だいたい「ステーキ」とか「アイスクリーム」とか「クレープ」とか、洋食が多いようです。和食は料理するのには手間がかかるというもあるし、あまり身近な存在ではないのかもしれません。わたしは好きですけど。


 ラノベ異世界食堂』で、異世界の人間が日本の洋食を食べて大感激するシーンがたくさん書かれています。わたしはそれには違和感があります。

 日本の洋食は、西洋料理を日本風にアレンジしているのです。中世西洋の人や亜人の味覚に合うのでしょうか。


 それを言うならナルニアでも、おやつがマーマレードロール(ビーバーが魚以外を食べる!)というところもあります。グルメも色々です。